とある休日 in ベルリン 蚤の市&ハヌカマーケットに行ってみた

ユダヤ教施設の画像 ベルリン

やっぱりドイツは寒いです(唐突)

なのに私はマフラーを持っておらず、首元から風が入ってきてだいぶつらいのでマフラーを買うことにしました。

日本にいたときはダウンコートの首元を伸ばせば何とか寒さを凌げていたのですが、さすがベルリン、北海道並みに寒いと聞いていただけあってちゃんと防寒具揃えないときついですね。

調べたところあの網走よりもベルリンの方が緯度が高いことが判明(T ^ T)

ドイツは蚤の市がとても盛んな国で、友だちから「これフリマで買ったの〜!」というセリフを何回か聞いていて羨ましくなったのでこの機会にMauerparkのフリマにやって来ました。

MauerparkのMauerはドイツ語で壁を意味します。

その名の通りかつてこの地域はちょうど壁で分断されており、路面電車で5分ほどのところにはベルリンの壁記念センターというベルリンの壁にまつわる歴史を学ぶことができる施設があります。

フリーマーケットの入り口
公園の入り口

ベルリンには多くの蚤の市があり、それぞれに特色があるらしいのですが、ここは洋服やアクセサリー、モダンアートなどが中心なイメージでした!食器類や陶器もかわいいのがたくさんありました🫶

アニメのフィギュアやジブリのポスターなど日本のポップカルチャーの商品もたまに見かけました👀

フリーマーケットの様子
フリーマーケットの様子
これぞベルリンの冬という感じの曇り空
マフラーの画像
めちゃかわなマフラーゲット!

これだ!というマフラーにも出会えて満足なのですが、マフラーを探すのに夢中になりすぎてあまり写真を撮っておらず雰囲気を十分に伝えられないのが心残りなのでまた行ってブログに残そうと思います笑

続いて訪れたのはベルリンの中心部に程近いユダヤ教の施設。

この日12月7日にはユダヤ教のイベントが開催されており、ユダヤ教徒以外の人にも開かれていたので覗いてみました。

到着してまず感じたのは、よくある宗教施設と違って外観はそこら辺の住宅と変わらないということ。そしてセキュリティが厳重だということです。

入り口の前には警察官1人を含む3人の男性が見張りで立っていました。そして中に入ると荷物を検査され、金属探知機のゲートを通る必要がありました。

この間ドイツに滞在している日本人向けに外務省から「近頃ユダヤ人を標的としたテロが発生しているため、ユダヤ教の記念日や祭日の期間には注意してください」という旨のメールを受け取ったことも相まって、ドイツにおいていまだにユダヤ教徒の人々は人一倍身の安全を気に掛ける必要があるのだという事実にショックを受けました。

シナゴーグの入り口の様子
シナゴーグの入り口の様子
入り口にある金属探知機のゲート

中に入ると、やっとユダヤ教らしい建物が現れました。

このように中庭にひっそりと建っているのも差別的な攻撃に遭うのを防ぐ目的があるのだろうなと察しました。

シナゴーグの外観

撮影はできなかったのですが、この建物の中では操り人形とオペラのコラボ劇みたいなのをやっていました。

天井はドーム型で、たくさんの蝋燭が灯っているようなデザインのシャンデリアがぶら下がっていたり青地に金色の星が散りばめられていたり、ペルシャ絨毯のような柄の装飾が施されていたりとアラジンを彷彿とさせるような素敵な空間でした✨

ケーキ屋さんの出店もありました。

左側に見切れているのが、看板に書いてあるSufganiyot(スフガニヤ)というユダヤ教の祭日に食べられる揚げドーナツだそうです。ブログを書きながらSUFGANIOTってなんだ?と気になって調べて今知りました。

このスフガニヤ、ベルリン名物のBerliner(ベルリーナー)という揚げドーナツに見た目がそっくりで、「ただのベルリーナーか、ザ・ユダヤ教のケーキはなさそう」と何も買わずに素通りしてしまいました…食べたかった…

ケーキ売り場の様子

お皿やアクセサリーなどの雑貨を売っているお店もありました。

ハヌカマーケットの様子
ユダヤ教の年中行事ハヌカーの際に用いられる燭台ハヌッキヤー

自分とは普段全然縁のないコミュニティの世界に足を踏み入れると、わかりやすく自分の世界がぐんと広がる感じがします!

これからもとりあえず行ってみる精神を大切に、さまざまなところを訪れてみようと思った日曜日でした😌

コメント

タイトルとURLをコピーしました