台湾ナイトマーケット in ベルリン

ナイトマーケットの入り口 ベルリン

先日台湾&中国出身のお友達とベルリンのクロイツベルクにあるMarkthalle Neun(マルクトハレ・ノイン)で開催された台湾ナイトマーケットに行ってきました。

ナイトマーケットの様子

大盛況で移動するのもやっとでした汗

台湾料理

まず食べたのは刈包(グアバオ)という、肉まんの生地に似た蒸しパンに牛肉ときゅうり、紫キャベツを挟んだもの。味は甘辛なBBQソースといった感じ。

台湾の友だちいわくこれは韓国風にアレンジされているとのことでしたが、味は気に入っていて別のものとして美味しいという感想でした笑

本来は牛肉ではなく豚肉を、きゅうりではなく酸味のある高菜、ドイツでいうザワークラウトのようなものを挟むそうです。

屋台の様子
台湾&中国料理

一番左は羊肉爐(ヤンロウルー)というラム鍋。見た目からしてこってりした醤油ベースのスープかなと予想していたら優しい薬膳系のスープでした。

ちょっと味が薄い?と思ったほどでしたが台湾の友だちは「これは本物の味だ!懐かしい!!」と喜んで食べていました。

カップに入っているのは「冬瓜檸檬茶」で、漢字から分かるようにメロンジュースにレモンを浮かべた台湾で人気のドリンクです。

ただこちらは不評で、本物と全然味が違ったらしいです。

確かにちょい甘めのレモンティーみたいな感じであんまり感動はなかった…

本物はもっとメロンの甘味がちゃんとしてレモンの酸味も感じられる甘酸っぱくてクセになる味らしいです。

手前にあるのが煎餅(ジャンピン)という薄いクレープ生地に卵や葉野菜が入っている若干お好み焼きに似たもので、これは台湾ではなく中国料理です。美味しかった!

透明パックのものは豆花(トウファ)という台湾の定番スイーツです。

タピオカとあっさりめの豆乳プリンに生姜ベースのシロップがかかった素朴なデザートでした。

私は台湾料理屋さんでアルバイトをしていた時期があり、そこではフルーツを載せた豆花が人気だったのですが本場ではフルーツを載せることはないそうです笑

そして個人的にこの日食べた中で一番美味しかったのはこちら↓

中国料理

こちらも台湾ではなく中国の料理で、名前は餛飩(フントゥン)。別の呼び方だと雲呑。

日本語の「ワンタン」はこの雲呑からきているそうです!

中には豚ひき肉が入っており肉汁たっぷりジューシーでめちゃ美味しかったです。

本場出身の友だちからこれは本物、これは偽物というジャッジを聞きながら食べるのは楽しかったです。

行列に並んでいる間にも台湾や中国の生活や文化に関する興味深い話をたくさん聞きました。

例えば

・台湾の彰化という地域では誰かが自○した場合にのみ行われる追悼行事があること

・お正月に冷蔵庫がぎゅうぎゅうになるくらいちまきを作ること(そのちまきは半年間なくならないとか😳)

・日本語の文字を使って台湾のスラングを表すミームがあるということ

例)「りしれ供さ小」を発音すると台湾語で「お前何言ってんの?」というだいぶ喧嘩を売っている表現になるらしいです笑

…などなど他の国の文化を知るのはやっぱり楽しいなと改めて感じ、待ち時間もあっという間でした!

いつか台湾と中国でグルメ旅したいな

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